関田山脈 貝立山(937.1m) 2016年5月6日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 12:42 林道−−12:58 貝立山 13:00−−13:11 林道

場所長野県下水内郡栄村
年月日2016年5月6日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場林道と東尾根交点に駐車余地あり
登山道の有無東尾根上に刈り払われた登山道あり。ただし近年整備された形跡が無く徐々に廃道化しているのかもしれない
籔の有無無し。ただし徐々に灌木が登山道を浸食している
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
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コメント山頂北側を通る林道が東尾根に接近する場所から往復。灌木藪漕ぎを覚悟していたが予想外にも尾根上に刈り払われた道があった。ただし標識は倒れたままで近年整備された形跡なし




東尾根と林道の交点 山頂までの距離
尾根上に刈り払いされた道があった! 傾斜が緩むとブナ林
最近は刈り払いしていないようだ 椿の花
「みかえり坂」の標識。倒れている 「みかえり坂」からの展望。東側が開ける
「みかえり坂」から見た谷川連峰
「みかえり坂」から見た鳥甲山 「みかえり坂」から見た越後三山
貝立山山頂 三角点。最高点より南側にある
貝立山山頂の360度パノラマ写真。樹林に覆われ展望なし
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 長野県北部で新潟県境近くを流れる信濃川の北側の山並みは関田山脈と呼ばれるらしい。最高峰の鍋倉山(1289m)の北東側に関田峠がある。山脈の有名どころでは鍋倉山や菱ヶ岳だろうか。たしか300名山に入っていたような記憶がある。標高はそれほど高くないが豪雪地帯に位置するため、登山道がない山は下草のない歩きやすいブナ林の可能性もあるが、下手をすると根曲がり潅木地獄が予想され、できれば残雪登山が望ましい。でも車道があちこちに通っていって、それらから近い山なら無雪期登山道も可能だろう。貝立山はそんな山の一つだ。山のすぐ北側を林道が通っており、東尾根と林道が交わる場所から東尾根を登るのが適当と判断した。

 さかえ倶楽部スキー場の案内に従って細い舗装された林道を上がっていく。既にゲレンデの残雪は皆無で林道走行に問題はない。途中からダートに変わるが車の往来は多いようで普通車でも低速走行すれば問題ないレベルだ。山菜取りらしい車を見かける。

 貝立山東尾根と林道の交点は斜面が削られて広い平地に造成されていて駐車可能で大助かりだ。周囲を見渡すとイヤな予想通りの根曲がり潅木。山頂まで標高差約100mだが、この藪が続くと少しばかり鬱陶しい。でも今朝登った法師山の石楠花よりはマシかな。

 アタックザックの軽装で出発。造成地を横断して東尾根入口に到着すると、予想外にも尾根上には明瞭な刈り払いがなされていた。明らかに登山道と思われるが、登山口の案内標識は無かった。作業道だろうか? でも尾根上にあるのだからたぶん貝立山山頂まで続いていると予想される。

 歩いてみるとここ数年は整備されていないようで両側から潅木の枝がはみ出した場所もあるが、全く道が無い藪と比較すれば天国だ。少しだけ手入れをすれば一級の登山道になるだろう。途中、標高850m付近で傾斜が緩むと背の高いブナ林変わるが、再び登りが急になると矮小な樹林に変わる。山頂直下で特に木の高さが低くなり東側半分の展望が開ける。ここには「みかえり坂」と書かれた標識が横倒しになっていた。ここは登山道なのだ。ただし今後再整備されるかは不明だが。

 山頂が近づき傾斜が緩むと樹林の高さが高くなって展望が無くなってしまう。そして貝立山山頂到着。そこは樹林が伐採されて広場になっていたが、周囲は背の高い樹林に囲まれて展望はない。三角点は最高点ではなく南側に1mくらい低い場所にあった。一番高そうな場所も踏んでおく。

 帰りは往路を戻る。
 

 

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